二日酔いの症状にはそれぞれ違う原因があるのです

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二日酔いとは、アルコールを分解した過程の中で生じる有毒物質のアセトアルデヒドの分解が完璧にできないことで生じるといわれます。このアセトアルデヒドやアルコールを分解するためには、3種類の酵素がかかわっています。アルコール分解酵素として、ADH2とADH3があります。そしてアセトアルデヒド分解酵素の中に、ALDH2と呼ばれる酵素があります。この3種類の酵素は、両親から血液型を受け継ぐのと同じで遺伝によって決定されます。両親のそれぞれの分解酵素の能力が高いかどうかで、アルコールの分解能力が決まります。

 

たとえば、アルコール分解酵素で見ると、ADH2が両親とも強い遺伝子を持っている人の場合、両方とも弱い遺伝子を引き継いだ人と比較すると、アルコールの分解能力が10〜20%アップします。ADH3の酵素に関してみると、両親とも強い遺伝子を引き継いだ人は両方とも弱い遺伝子の人と比較すると、実に2.5倍のアルコール分解能力があります。より顕著に差の現れるのが、アセトアルデヒドの分解酵素の能力差です。もしALDH3の強い遺伝子を持つ両親から生まれた人であれば、両方とも弱い遺伝子を引き継いだ人と比較して、アセトアルデヒドの分解能力は20〜30倍も高いといいます。

 

両親のうちいずれかがALDH3酵素の強い人でも両方弱い人と比較すれば、アセトアルデヒド分解能力は4〜6倍も上といわれています。このようにアルコールの分解能力は、両親からどのような酵素を遺伝されたかによって大きく影響を受けます。もし両親ともお酒をやらない、少量ですぐに酔っぱらうのであれば、ほどほどのたしなみにしておかないと二日酔いになりやすいです。

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