必須アミノ酸グルタミンで二日酔い対策

美味しいお酒のあとのつらい二日酔い。わかっていても飲まなければならないつきあいもある方には、二日酔い対策は必須ですね。二日酔いはアルコールの分解を担当する肝臓の肝機能を超えた量が流れ込み、分解途中ででる毒性の高いアセトアルデヒドが血液とともに全身に拡散することで、頭痛や吐き気、めまい他の二日酔いの症状を起こすのが原因です。アルコールの量もありますが、身体に疲れがたまっていたり睡眠不足、また風邪などで肝機能そのものが低下している時も悪酔い、二日酔いしやすくなります。

 

二日酔い対策として有効な成分の1つがグルタミンやアラニンなどのアミノ酸です。どちらも身体のタンパク質を作る20種類のアミノ酸の1つです。アミノ酸には、身体の中で合成できない必須アミノ酸が9種類ありますが、グルタミンは非必須アミノ酸です。ただし体内での生合成量だけでは不足することもあり、準必須アミノ酸として扱われるケースもあります。

 

グルタミンはアラニンとともに、アルコールが分解される過程で作られる「NADH」という物質と反応して、NADHを除去する効果があります。NADHが肝臓内にたまってくると、分解の効率が徐々に低下するので、それを除去することでアルコールの分解力を高め、アセトアルデヒドを早く無毒な状態にすることができます。

 

また、グルタミンを摂取すると免疫細胞が増えるとされており、「風邪をひきにくくなる」「内臓の状態を整える」という研究結果が出ています。腸での消化吸収速度が速く、胃粘膜保護作用で胃腸の環境を整えたりで胃腸炎や胃潰瘍等の疾病からの回復を促進させる効果があります。飲み過ぎで疲れた胃腸を守って整えてくれるので、二日酔い対策として重要な成分といえます。

 

他にも、筋肉を構成している遊離アミノ酸のうち、グルタミンが60%を占めていて、運動によって損傷した筋肉の修復速度を高める効果があります。筋肉を強化し運動中や運動後の疲労感を軽減させるので、筋力トレーニング中の摂取が推奨されるアミノ酸です。グルタミンが多く含まれるのは、小麦、海藻、大豆、肉、魚、卵、チーズなどです。いろいろと有効な成分であるグルタミン、二日酔い対策はもちろん、筋肉対策なども意識してデイリーに摂取したいですね。

しじみ習慣