美容成分Lシステインには二日酔い対策にも有効

パプリカ
「L-システイン」は、シミやニキビ、肌荒れに効果のある美容・美肌サプリメント「ハイチオールCプラス」に配合されている成分ですが、これが二日酔いにかなりの効果を発揮するということで、口コミでも話題になっています。美肌目的で使っていたユーザーの体験談から、二日酔い対策を目的として摂取する人が増えているようです。

 

L-システインというのは、体の内側から代謝を助けるアミノ酸の一種で、皮膚や髪の毛、爪などにも多く存在しています。必須アミノ酸のひとつであるメチオニンから産生されるのですが、不足しがちなため、準必須アミノ酸扱いになっていて、積極的な摂取が必要とされています。特にメチオニンから合成されるLシステインの量は、年齢とともに減少していく傾向にあるので要注意です。

 

L-システインは、体の内側から代謝を助け肌を活性化させて、メラニンの発生を抑制したり、できてしまったメラニンを無色化したり、角質に沈着したメラニンの排出を促進したりします。この体の代謝をスムーズにする効果が二日酔いにも効き目を発揮するのです。

 

代謝に働きかけることで、エネルギーを効率よく作り出し、エネルギー不足に起因する疲れ・だるさを改善します。アルコールの分解で疲れた肝臓も回復させ、アルコール脱水素酵素(ADH)と アセトアルデヒドを分解するアセトアルデヒド脱水素酵素(ALDH)を活性化させます。それによって頭痛や胸やけなどの二日酔いの症状の大本であるアセトアルデヒドを、無害な物質に変える速度を早めます。

 

ラットを使った実験では、急性アルコール中毒状態にしたラットにLシステインを投与したところ、 血中エタノール濃度、アセトアルデヒド、酢酸の減少が認められという研究結果もあるようです。中でもアセトアルデヒドの減少は、投与していないマウスと比べ41.3%と大きな差となっています。

 

Lシステインそのものは食品にはほとんど含まれていないので、まずはメチオニンを摂取することが重要です。Lシステインを作り出す元である必須アミノ酸のメチオニンは、肉のタンパク質やニンニク、タマネギ、赤ピーマン、赤唐辛子、芽キャベツやブロッコリーなどに多く含まれます。それだけでは不足する場合は、サプリメントなどで補う必要があります。

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