テレビなどでも特集されるタウリンの肝臓への効果

牡蠣
栄養ドリンクに配合されているので、CM等で名前を知ってる方も多い「タウリン」は、二日酔い予防にも効果のある成分です。最近はアンチエイジング効果で美容面でも注目されています。

 

タウリンは筋肉や心臓、肝臓などの臓器、脳など体内に高濃度で含まれている成分で、体内で合成される栄養素です。タウリンの元になるメチオニンは必須アミノ酸で、体内では作れないため食品などで摂取しなければなりません。またタウリンの合成量は100mg程度なので、運動などですぐ消費されてしまいます。タウリンそのものもカキやタコ、イカに多く含まれているので、食事で摂取することが可能です。

 

タウリンが二日酔いに効くポイントはいくつかあります。アルコールは肝臓内で一旦アセトアルデヒドに分解されますが、分解能力を超えたアルコールの摂取によって毒素の強いアセトアルデヒドが体内に流れ出し、肝臓にも大きな負担をかけてしまいます。

 

タウリンは、疲弊し傷ついた肝臓を再生・修復し、肝機能を高めます。また胆汁酸の分泌を活発にすることで肝臓の働きをサポートします。具体的には、肝臓と膵臓の過酸化物を減少させ、分解酵素を活性化し、胆汁分泌量を増加させるのです。それによってアルコール分解速度と解毒作用が早まるので、アセトアルデヒドの毒性も分解され、二日酔いの症状も緩和・解消されるのです。
二日酔いは疲れていたり、睡眠不足などで体力が低下している時にも起こりやすいですが、タウリンで疲労回復しておくと、二日酔いの予防にもなります。

 

胆汁酸にはコレステロールの排泄作用があり、タウリンの効果で胆汁酸の分泌が増加することで、血液中のコレステロール値が下がります。タウリンはインスリンの分泌を促進するので、糖尿病予防に有効な成分です。二日酔い対策だけでなく、しっかり摂取したいですね。
タウリンは前述のタコやイカ、魚介や牡蠣などの貝類や魚の血合いなどに多く含まれています。居酒屋などで飲む時にはぜひおつまみなどで一緒に摂取してください。二日酔いになってしまった後の場合は、水分補給もかねてドリンクタイプのサプリメントなども有効です。

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