胃薬はその薬の効果を考え服用しましょう

薬
二日酔い対策として胃薬を飲むことには効果があるのでしょうか?

 

二日酔い対策の一つとしてお酒を飲む前に、ガスター10やムコスタを飲む方が多くいらっしゃいます。
しかし飲酒前に飲んで効果が上がる人と全くそうでない人がいるのを知っておくと助けになるでしょう。

 

  • ガスターやムコスタというのは純粋な胃薬です。
  • ガスターの場合その主な効果は胃酸の分泌を抑えることです。
  • ムコスタの場合その主な効果は胃の粘膜を保護することです。

いずれも胃で効果を発揮し、肝臓では効果を発揮しません。

 

よって基本的に胃に問題のない人が飲酒前にこれらの胃薬を飲んでも食物の正常消化には役に立ちますが、アルコールの分解には役に立たないということになるのです。

 

もともと胃酸過多や胃の消化能力が弱い人の場合はこれらの胃薬を食前に飲むと一定の効果を期待できるでしょう。
アルコールの20%は胃から吸収されていくからです。

 

続いてお酒を飲んだ後に、これらの胃薬を飲むことを検証しましょう。

 

アルコールを分解するという観点からいくと飲酒後の服用も効果はありません。
なぜならアルコールを分解するのはやはり肝臓の働きであって、胃薬は肝臓の機能を高めることはしないからです。

 

ただし朝ひどい二日酔いで胃がひどく痛むときは優れた効果を発揮します。
なぜなら二日酔いの症状の一つは胃の分泌バランスが崩れていることによる胃痛なのでガスター10やムコスタを飲むと飲んだとほど同時に痛みが治まるからです。
特にガスターはすぐれた即効性が確認されています。
アメリカで売り出されているガスター10では適応症に二日酔いが含まれているほどなのです。

 

結論として、胃薬も一定の効果を期待できますが二日酔いにはむしろ肝臓に直接働く専用の薬の方が良いと言えるでしょう。

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